最近の歯医者はどこもBGMは流していると思います。一方、当院では音楽は流していません。とても静かな診療室です。ちょっと寂しいです。音楽嫌いかというと全く逆で、家や車のオーディオに100万円以上かけてたり、診療前iphoneでガンガン音楽を聴いていたりしています。話は脱線しますが、音楽のジャンルは、はちゃめちゃで福山雅治、トムウェイツ、ベッドミドラー、ORANGE RANGE、ミスチル、長渕剛、ハウンドドック、甲斐バンド、シャ乱Qなどをよく聞いています。
音楽を流していない一番の理由は治療時の僅かな音を聞き取れなくなるからです。例えば、噛み合わせの調節の時、紙をカチカチ噛んでもらって当たりを見ています。同時にその時の音を院長は聞いています。調整が進んでいくと、カチカチ音がとても鋭くなってきます。デュアルサウンドから澄んだシングルサウンドに変わっていくのがわかります。また、神経の治療の時、リーマーが神経の穴を削る感覚が、音と指先の感覚を通して感じ取ることができます。院長はこんな音も聴きながら治療をしています。そのため音楽を流すと聞き取れなくなるので、流さないようにしています。
ね!すごいでしょ!?
でも待合くらいは音があったほうが、リラックス出来るかも?検討してみます。