マウスピース矯正を開始するにあたりコンピュータ上で患者様ごとの治療計画を立てていきます。インビザライン社に歯型、顔写真、セファロレントゲンなどの資料を送ると数日でおおよその治療計画が作成されます。簡単、、、、いやこの治療計画全く当てにならず、たたき台にもなりません。そこで最初のインビザライン社が作成した治療計画をもとに、こちらからこの歯をこう動かしてくれとか、動かす順番とかかなり細かく指示を出し作成していきます。私の場合ですと、おおよそ5回から10回のやり取りで完成するのですが、難しい症例だともっと時間をかけて治療計画を作成していきます。写真の患者様は22回もかかってしまいました。治療計画が完成までに2ヶ月以上です。
マウスピース矯正、やればやるほど難しいです。ある意味ワイヤーの方が動きを予測しやすく、こちらの方がやりやすいような気がします。