「インプラント治療をすすめる歯科医院の経営事情」最終回についてお話しします。
コンビニより多いとされる歯科医院。どんどん増え続けているのに、実は歯科に対するお国の予算は何十年もずーっと据え置きです。

つまり、歯科医院が増えれば増えるほど歯科医院間で一定の予算を分け合っているのが現状です。
これでは歯科医院の経営は悪化し続けます。経営を安定させるのは自費率をあげるしか方法はありません。
そこで、収益率の高いインプラントが蔓延するわけです。
どうでしょう?歯科医院のホームページを開いてみると必ずと言っていいほど、インプラントの宣伝、価格表が出てきます。

インプラント治療が多く行われるようになった背景には、社会保険制度と密接に関係しているのです。
つまり「インプラント治療をすすめる歯科医院の経営事情」はここにあるのです。

経営が苦しいのは当院も例外ではありません。しかし、患者さまの後々のことを考えると予知性の低いインプラントより
先が見える義歯の方を進めているのが現状です。

これまでインプラント治療について否定的な記事を書いてきました。
しかし、症例によっては義歯よりもインプラント治療の方が適している場合もわずかに存在します。
インプラントをすすめる歯科医院イコール「悪」ということではありません。

とにかくインプラント治療を始める前に主治医にインプラント治療のメリットばかりでなく、
デメリットについても、詳しく聞いてから行ってください。

※この記事は全てのデンタルインプラントの全てを否定するものではありません。

とりあえず「デンタルインプラントの問題点」はこれで一旦終了します。