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デンタルインプラントの問題点2

さて、今回はインプラントのパーツについてお話しします。
現在インプラントのメーカーは山ほどあります。
日本で流通しているインプラントは有名どころだけでも10社を軽く超えます。
当院でも他院で施術された色々な種類のインプラントを見ることがあります。
さて、インプラントが壊れた場合、他院で「修理できるの」

答えは、ほとんど「無理」

なぜならインプラントのパーツはメーカーごとの専用になっています。
互換性はほとんどありません。
それじゃ取り寄せれば?となるのですが、見ただけでは、
どこのメーカーのインプラントが埋め込まれているか判別は極めて難しいです。

過去にインプラントだけ打ち込まれて、院長とトラブルがあったみたいで、
続きをやってほしい、と来院された患者様がいらっしゃいました。
そこで、施術した医院に電話連絡して、インプラントのメーカーやサイズを教えてもらいました。
ところがネジを締めるドライバーも専用で、さすがにそこまで準備するとなると、
どんでもない額を患者様に負担していただく必要がありました。
結局施術した歯科医院に帰っていただきました。

もし、施術した歯科医院が廃院したら?患者様はさまようことになります。
おそらくそのような事例はすでに発生しているのではないでしょうか?

インプラントは治療法のオプションとしては素晴らしいものがあります。
しかし、それ以上に多くの問題点があります。よく考えてから行うようにしてください。

次は、「寝たきりになった場合どうなるか」介護の現場からのお話を交えてお話ししたいと思います。

※本記事はインプラント治療を全面的に否定するものではありません。

熱下がる

デンタルインプラントの問題点3

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